離れて暮らす親が「昨日、夜中にひとりで出かけたみたい」——そんな連絡を受けて、いてもたってもいられなくなった経験はありませんか?
高齢者の見守りにGPSを検討し始めたなら、まず知りたいのは端末の選び方と、かかる費用のリアルなところですよね。
この記事では、徘徊対策に使えるGPSの基本から、家族の生活スタイルに合う具体的な端末候補、さらには導入前に確認しておきたい注意点までをまとめています。
補助金や介護保険で費用を抑える方法にも触れているので、読み終わるころには「わが家ならどれが合うか」の判断材料がそろっているはずです。
- 高齢者見守りGPSの基本と徘徊対策の現状
- 家族に合う端末の選び方と確認ポイント
- 導入メリットとデメリット、補助金情報
高齢者見守りGPSの基本と徘徊対策の現状

| 商品名 | 子供 GPS あんしんウォッチャー 見守りGPS 小型 位置情報 行動履歴 通知 高齢者 車 自転車 盗難対策 KDDI 最大1年間月額無料 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥11,000前後 |
| レビュー | ★3.85 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
離れて暮らす親の「今どこにいるか」をスマホで確認できる見守りGPSは、徘徊対策の現実的な選択肢として広がっています。
GPS見守りの仕組み
見守りGPSは、端末が受信した衛星や携帯電話基地局の電波をもとに現在地を割り出し、その情報を家族のスマホへ送る仕組みです。
端末側に画面がなくても、アプリを開けば地図上に居場所が表示されるため、スマホに不慣れな高齢者でも本人の操作は基本的に不要です。
測位にはGPS衛星に加えてWi-Fiや基地局情報も組み合わせる機種が多く、屋内や地下でも比較的安定して位置を把握できます。
つまり、本人が何かを覚えていなくても、機械が静かに居場所を記録してくれる点が最大の特徴です。
【用語解説】ジオフェンスとは、地図上に設定した仮想の境界線のことです。
端末がその範囲を出たり入ったりすると、家族のスマホに自動で通知が届きます。
認知症による行方不明の現状
警察庁の発表によると、認知症による行方不明者数は年間で1万7千人を超える水準が続いており、決して珍しい出来事ではありません。
しかも、行方不明になった高齢者の多くは徒歩で遠くまで移動してしまうケースがあり、発見までに時間がかかるほど心身への負担も大きくなります。
内閣府の「認知症施策推進大綱」でも、ICTやGPSなどの技術を活用した見守り体制の強化が方針として明記されているほどです。
数字を見ると、他人事ではなく「いつ起きてもおかしくない」と捉えて備えるのが現実的だと分かります。
GPSが徘徊対策に有効な理由
徘徊は「外に出ない」ように封じるのが難しく、むしろ外出の自由を保ちながら安全を確保する発想が重要だと言われています。
GPS端末なら、仮に道に迷っても現在地をすぐ把握できるため、早期発見につながる可能性が高まります。
また、家族が四六時中そばにいられない状況でも、離れた場所から安否を確認できるのが現実的な強みです。
WHOのガイドラインでも、技術導入は個人の尊厳やプライバシーへの配慮と両立させることが大切だとされています。
つまり、監視のためではなく、本人の行動範囲を尊重しながら「いざという時に備える」道具として使うのが基本になります。
高齢者見守りGPSのおすすめ端末5選

| 名前 | 特徴 | レビュー(執筆時点) |
|---|---|---|
| みてねみまもりGPS(MG05)|MIXI お知らせボタン付き 利用者… |
送料無料タイムセール | ★4.45 |
| 子供 GPS あんしんウォッチャーLE 見守りGPS 小型 位置情報… |
送料無料 | ★4.22 |
| まもサーチ3+ソフトカバー(サクラ)セット 子供を見守り 迷子防止 通… |
送料無料 | ★4.8 |
| みてねみまもりGPSトークPlus | みてねみまもりGPSトークPlusは、防犯ブザーと液晶ディスプレイを搭載したモデルで、音声メッセージ… | — |
| iTSUMO | iTSUMOは、靴やカバンに装着できる小型GPS端末で、認知症による徘徊傾向がある方向けの福祉用具と… | — |
ここでは高齢者の見守りに使える代表的なGPS端末を、機能と費用のバランスから紹介します。
みてねみまもりGPS
| 商品名 | みてねみまもりGPS(MG05)|MIXI お知らせボタン付き 利用者数NO.1 業界最大級の長持ちバッテリー搭載!子供向けGPS 防水防塵 迷子防止 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥5,280前後 |
| レビュー | ★4.45 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
みてねみまもりGPSは、2000mAhの大容量バッテリーを積んでいて、省電力モードなら最大2ヶ月充電不要で使えるのが目を引きます。
高齢者の場合、充電を忘れてしまう不安があるので、この電池持ちは見守る側のストレスをかなり減らしてくれます。
測位精度も高く、衛星に加えてWi-Fiや基地局情報も使うため、屋内と屋外の移動が多い方にも向いています。
AIが「よく行く場所」を自動で学習し、自宅や通院先への到着・出発を知らせてくれる機能も便利です。
本体価格は5,280円、月額通信費は528円からのプランがあり、初期費用を抑えたい家庭でも始めやすい設定です。
防水防塵性能も備えているので、散歩や軽い雨の日でもそのまま持ち歩きやすいです。
複数の家族でアプリを共有できるため、離れて暮らす兄弟姉妹がそれぞれのスマホで見守れるのも心強い点です。

充電の手間を減らしたいなら、まず候補に入れたい一台です。
あんしんウォッチャー
| 商品名 | 子供 GPS あんしんウォッチャーLE 見守りGPS 小型 位置情報 行動履歴 通知 高齢者 車 自転車 盗難対策 KDDI |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥5,680前後 |
| レビュー | ★4.22 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
あんしんウォッチャーは、KDDIが提供する小型GPS端末で、携帯電話基地局と無線LANを使った測位にも対応しているのが特徴です。
GPSの電波が届きにくい地下や建物の中でも、比較的位置を把握しやすい設計になっています。
1契約で2台まで登録でき、2台目の月額料金がかからない仕組みなので、実家と外出先用に分けて持たせる使い方もできます。
月額費用は539円からと抑えめで、ランニングコストを重視する家庭に合いやすいです。
本体は約53gと軽く、服のポケットやカバンに入れても負担になりにくいサイズ感です。
移動履歴をアプリで確認できるため、普段の行動パターンから外れた動きをしていないかのチェックにも役立ちます。
高齢者向けというよりは子ども用として展開されていますが、軽さと通信安定性は親の見守りにも十分応用できます。



月額を安く抑えたいなら、有力な選択肢になります。
まもサーチ
| 商品名 | まもサーチ3+ソフトカバー(サクラ)セット 子供を見守り 迷子防止 通知 GPS IP65防水防塵 みまもり 子供gps 位置情報 認知症 高齢者 スマートトラ… |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥3,580前後 |
| レビュー | ★4.8 |
| 送料 | 送料無料 (執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
まもサーチは、本体価格が3,580円と手頃で、月額528円または年額5,500円から利用できるコスト重視の端末です。
バッテリー持ち優先モードなら最大2ヶ月稼働し、充電頻度を減らしたい高齢者の見守りにも向いています。
本体は約39gと非常に軽く、IP65の防水防塵性能もあるため、毎日の散歩や庭仕事の際にも持ち歩きやすいです。
エリア設定は最大100件まで登録でき、自宅や通院先などよく行く場所の出入りを細かく通知できます。
移動履歴は90日前まで保存されるので、行動範囲の変化をゆっくり振り返るのにも使えます。
家族最大5人までサブ管理者として追加でき、追加料金がかからない点も複数人での見守りに便利です。
価格を抑えつつ、必要な通知機能は一通り揃えたいという家庭に合う一台です。



初期費用をできるだけ抑えたいなら、ここはかなり有力です。
みてねみまもりGPSトークPlus
みてねみまもりGPSトークPlusは、防犯ブザーと液晶ディスプレイを搭載したモデルで、音声メッセージの送受信にも対応しています。
高齢者本人が端末の画面で電池残量やメッセージの有無を確認できるため、機械に不慣れでも状態を把握しやすい設計です。
防犯ブザーが鳴ると、家族のスマホへ自動で位置情報が通知されるので、緊急時の居場所共有にも役立ちます。
衛星測位の精度が高く、通信も主要3キャリアに対応しているため、場所を選ばず安定して使えます。
月額通信費は748円で、標準モデルよりやや高くなりますが、音声でのやり取りが必要な家庭には価値があります。
ただし本体サイズと重さは標準モデルより少し大きく、約89gあるため、持ち歩きの負担は若干増えます。
位置確認だけでなく「声で様子を知りたい」という場合は、このモデルが選択肢に入ってきます。



声のやり取りができる安心感は、離れて暮らす家族には大きいです。
iTSUMO
iTSUMOは、靴やカバンに装着できる小型GPS端末で、認知症による徘徊傾向がある方向けの福祉用具として展開されています。
介護保険の福祉用具貸与対象になる場合があり、自治体によっては月額2,000円程度からの利用が可能です。
指定した範囲の外に出るとスマホへメール通知が届くエリアセンシング機能や、振動検知による状態把握も備えています。
IP68相当の防水防塵性能があるため、雨の日や屋外での使用でも故障しにくい設計です。
家族やケアマネジャーなど複数人で見守り情報を共有できるので、介護サービスと連携しながら使いたい家庭に向いています。
ただし、介護保険の適用可否は自治体によって異なるため、事前にケアマネジャーや福祉用具貸与事業所への確認が必要です。
靴に装着できる形状は、持ち物を忘れやすい高齢者でも身につけやすい点で現実的なメリットがあります。



介護保険を活用できるかどうか、まずは相談してみる価値があります。
見守りGPSを選ぶ際に確認したい8つのポイント


端末によって得意な機能が違うため、家族の生活スタイルに合わせて確認したい項目を整理します。
携帯性と装着方法
高齢者が毎日持ち歩くには、軽くて邪魔にならないサイズ感が何より大切です。
カバンに入れるタイプなら比較的どんな端末でも使えますが、置き忘れが多い方には靴やベルトに装着できる形状が向いています。
服に留めるクリップ式、キーホルダー型、靴装着型などがあるので、本人の習慣に合うかどうかを基準に選ぶのが現実的です。
重さが50gを超えるとポケットに入れて歩くときに気になる方もいるため、可能なら実物の重さを確認しておくと安心です。
バッテリー持続時間
充電のし忘れは見守りGPSの運用でいちばん起きやすいトラブルなので、バッテリー持ちはかなり重要な判断材料です。
最近の機種は省電力モードで最大2ヶ月稼働するものもあり、充電頻度を大幅に減らせます。
ただし、位置情報の更新頻度を上げると電池の減りは早くなるため、実際の使い方でどれくらい持つかは確認が必要です。
「充電して」と家族が毎回声をかける負担を考えると、長寿命モデルを選ぶ価値は十分にあります。
位置情報の精度
居場所を大まかに把握できればいいのか、細かい場所まで特定したいのかで求める精度は変わります。
衛星測位に加えてWi-Fiや基地局情報を組み合わせる機種は、屋内や市街地でも誤差が小さくなりやすいです。
山間部や地下など電波環境が悪い場所では、どの端末でも精度が落ちる可能性がある点は理解しておきましょう。
「だいたいどのエリアにいるか分かれば十分」という家庭なら、過度に高精度なモデルにこだわる必要はありません。
リアルタイム追跡
徘徊が起きたときに現在地をすぐ確認できるかどうかは、GPS端末の本質的な役割です。
位置情報の更新間隔が短いほどリアルタイム性は高まりますが、その分バッテリー消費も増えます。
普段は省電力モードで運用し、緊急時だけ頻度を上げるといった使い分けができる機種だと便利です。
実際に端末を持って外出した際、アプリに反映されるまでの時間感覚を一度試しておくと安心です。
ジオフェンス機能
自宅や通院先など、あらかじめ設定した範囲から出たときに通知が来る機能は、見守りの手間を大きく減らします。
常に地図を見張っていなくても、異常があればスマホが教えてくれるため、家族の心理的負担も軽くなります。
設定できるエリアの数や範囲の細かさは機種によって違うので、よく行く場所が多い方は確認しておきたいポイントです。
誤通知が多いと通知自体を無視しがちになるため、範囲設定は本人の行動パターンに合わせて調整するのがコツです。
防水・耐久性
高齢者は天候を気にせず散歩に出かけることも多いため、防水性能は意外と見落とせない項目です。
IP55やIP65といった表記は、雨や粉塵からどの程度保護されるかを示す目安になります。
完全な水没には対応していない機種が多いので、あくまで日常生活の範囲でどこまで耐えられるかの確認が大切です。
屋外での使用が多い家庭では、防水防塵性能が高いモデルを選ぶと故障の心配を減らせます。
費用とランニングコスト
見守りGPSは本体代だけでなく、月額の通信費が継続的にかかることを前提に予算を考えます。
月額500円台から利用できる機種もあれば、介護保険適用で2,000円程度になるものまで幅があります。
本体価格が安くても月額が高い場合があるため、2〜3年使う想定でトータルコストを比べるのがおすすめです。
自治体の補助制度を利用できるかどうかも、費用負担を左右する大きな要素になります。
緊急通報・捜索サポート
端末にボタンが付いていて、押すと家族へ現在地を通知できる機能は、本人にとっても心強いものです。
防犯ブザーと連動して自動で位置情報を送るモデルもあり、とっさの時に操作が難しい高齢者でも使いやすいです。
また、行方不明時に専門の捜索サービスと連携できるプランがあるかも確認しておくと安心です。
緊急時の動きを家族で決めておけば、いざという時に慌てずに済みます。
見守りGPS導入で得られる5つのメリット


導入前に「何が変わるのか」を具体的にイメージしておくと、家族の合意も得やすくなります。
離れて暮らす親の安否確認
毎日電話をかけるのが難しくても、アプリを開けば親の居場所と移動の有無を確認できるのは大きな安心です。
「今日もちゃんと動いている」と分かるだけでも、離れて暮らす子世代の心配はかなり軽くなります。
特に、連絡が途絶えがちな親の場合、無事に生活している痕跡を確認できるのが精神的な支えになります。
見守りカメラほどプライバシーに踏み込まずに済む点も、GPSならではのバランスの良さです。
徘徊時の早期発見
もし道に迷ってしまっても、居場所が分かれば家族がすぐに迎えに行けます。
警察への捜索願を出す前に家族だけで発見できるケースも多く、本人の負担を最小限に抑えられます。
発見までの時間が短いほど、事故や体調悪化のリスクを減らせるのは言うまでもありません。
「いなくなったらどうしよう」という漠然とした恐怖を、具体的な対策に変えられるのがメリットです。
家族の精神的負担の軽減
四六時中心配し続ける生活は、見守る側の心を確実にすり減らします。
GPSで居場所を確認できるというだけで、「何かあれば分かる」という安心感が生まれます。
この安心感があると、仕事や自分の生活に集中しやすくなるため、家族全体の生活の質にも関わってきます。
情報通信研究機構の報告でも、見守り技術は安心感によって外出機会を増やす側面があるとされています。
外出の自由を守れる
徘徊を恐れて外出を制限すると、本人の体力や気力は確実に落ちていきます。
GPSを使えば、万が一の時に備えつつ、本人が自由に散歩や買い物を楽しむ時間を残せます。
本人の尊厳を守りながら安全を確保するという意味で、GPSは非常に現実的な選択肢です。
「閉じ込める」のではなく「見守りながら自由にしてもらう」発想が、長い目で見て本人のためになります。
複数人で見守りを共有
アプリに家族を招待できる機種なら、兄弟姉妹や親戚と見守り情報を共有できます。
一人の家族に負担が集中するのを防げるため、見守り体制が長続きしやすくなります。
スマホを持っている家族なら誰でも確認できるので、「今日は私が見ておくね」と分担もしやすいです。
介護サービスの担当者と共有できる機種なら、専門職の目も加わってさらに手厚くなります。
見守りGPS導入前に知るべきデメリットと対処法


良い面だけでなく、現実的な課題も知っておくと導入後のギャップを防げます。
本人が拒否感を持つ場合がある
「見張られているようで嫌だ」と感じる高齢者は少なくありません。
だからこそ、導入前に本人の同意を得て、目的を丁寧に説明することが欠かせません。
「何かあった時に助けに行くための鍵」という伝え方をすると、受け入れてもらいやすくなります。
無理に持たせると外出しなくなったり、端末を外してしまったりする逆効果もあるため注意が必要です。
充電切れのリスク
どんなに長持ちする端末でも、充電が切れれば位置情報は取得できません。
特に高齢者は充電の習慣がない場合が多く、家族が定期的に確認する運用が現実的です。
バッテリー残量が少なくなると通知が来る機種を選べば、切れる前に気づきやすくなります。
「週末にまとめて充電する」など、家族の生活リズムに組み込んでしまうのがおすすめです。
通信圏外では位置が取得できない
山間部や地下など電波が届かない場所では、GPS端末は位置を送信できません。
普段の行動範囲にそうした場所があるかどうか、事前に確認しておくと安心です。
また、建物の構造によっては屋内で測位が不安定になることもあります。
完璧なシステムではないと理解した上で、他の見守り手段と組み合わせるのが賢い使い方です。
見守りGPSの費用を抑える自治体補助と介護保険


導入コストを抑えるには、自治体の補助制度や介護保険の活用を検討するのが近道です。
| 制度・サービス | 対象者 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 自治体のGPS購入補助 | 認知症高齢者など | 上限月額1,000円程度 | 市町村により条件が異なる |
| 自治体の通信費助成 | 徘徊リスクのある高齢者 | 月額1,000円+税程度 | 富谷市などで実施 |
| 介護保険の福祉用具貸与 | 要介護・要支援認定者 | 月額2,000円〜 | iTSUMOなどが対象 |
自治体のGPS貸与・補助事業
認知症高齢者の徘徊対策として、GPS端末の購入費や通信費を助成する自治体が増えています。
宮城県富谷市では、GPS機器の通信費について月額1,000円+税を上限に助成する事業を始めています。
山梨県甲府市も、GPS端末の購入費と月額利用料を助成する制度を設け、iTSUMOなどを対象機器に採用しています。
こうした制度は自治体ごとに条件や対象機器が違うため、住んでいる地域の情報を確認するのが第一歩です。
補助対象となるGPS端末の機種、所得制限の有無、申請時期、助成される費用の範囲(本体代のみか通信費も含むか)を、市役所や地域包括支援センターに問い合わせると確実です。
補助制度の探し方
まずは親が住んでいる市区町村の公式サイトで「認知症 見守り GPS 補助」といったキーワードを検索します。
見つからない場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談すると、制度の有無や申請方法を教えてもらえます。
自治体によっては「徘徊高齢者見守り事業」「認知症高齢者等見守り支援」などの名称で案内されている場合もあります。
福祉用具貸与事業所に相談すれば、介護保険の適用可否も含めて具体的な見積もりを出してもらえます。
申請から利用開始までの流れ
自治体の補助制度は、申請書類を提出して審査が通ってから利用開始となるのが一般的です。
介護保険の福祉用具貸与を利用する場合は、まず要介護認定を受けていることが前提になります。
ケアマネジャーに相談して福祉用具貸与事業所を紹介してもらい、端末の選定と契約を進める流れです。
補助金が振り込まれるのは後日になるケースもあるため、一時的に費用を立て替える必要があるかも確認しておきましょう。
親が住む地区の地域包括支援センターに電話し、見守りGPSに関する補助制度の有無を尋ねます。
制度がなければ介護保険の活用方法についても相談できます。
申請書や医師の意見書、本人確認書類など、自治体が指定する書類を揃えて提出します。
書類の書き方は窓口で丁寧に教えてもらえるので、分からなければその場で確認しましょう。
補助対象になっている機種から、本人の生活に合うものを選びます。
事業所と契約を結び、端末の設定やアプリの使い方を家族で共有してから利用開始です。
見守りGPS高齢者に関するQ&A
導入前に寄せられることの多い疑問をまとめました。
離れて暮らす親の見守り全体の始め方については、離れて暮らす親の見守りの始め方も参考にしてください。
まとめ:家族に合った見守りGPSを選び安心を手に入れよう
- 見守りGPSは徘徊時の早期発見だけでなく、日常の行動把握にも役立つ
- 端末選びでは充電の持ちや精度、通知機能など8つの確認点を優先すべきである
- GPS導入は家族の精神的負担を減らし、高齢者の行動範囲を守る効果がある
- 費用面では自治体の補助金や介護保険の適用可否を事前に確認すると負担を抑えられる
- デメリットも理解した上で、家族の生活スタイルに合った端末を選ぶのが重要である
見守りGPS選びで一番大事なのは、端末のスペックよりも「親が無理なく持ち続けられるか」です。
どんなに高性能でも、家に置きっぱなしでは意味がありませんからね。
携帯性、バッテリー、位置精度、そして月額費用。
このあたりを家族の生活スタイルに照らし合わせて確認するのが、後悔しない選び方です。
正直、ここは好みが分かれるところ。
カバンに常に入れる親なら小型端末で十分ですし、置き忘れが心配なら靴やベルトに付けられる形状が向いています。
あと、見落としがちなのが自治体の補助制度。
条件が合えば、初期費用や通信費をぐっと抑えられます。
導入前に、お住まいの市区町村の窓口やホームページを一度チェックしてみてください。
決め手は「家族が何を確認したいか」、これに尽きます。
現在地だけ分かればいいのか、移動の履歴も見たいのか、緊急時に通話もしたいのか。
そこが明確になれば、選ぶ端末は自然と絞れてきます。
迷ったら、バッテリー持ちと位置精度のバランスが良いモデルを軸に、本人の同意を得ながら進めるのがおすすめです。
ぜひ一度、家族で話し合ってみてください。








